前回の記事、
シンバルレガートの続き。
譜面はこちら。
いたってシンプルな譜面ですが、
まずはこの動きをマスターするところから、
シンバルレガートへの道のりは始まります。
各部位の叩き方もロックとは変わってきますので、
そのあたりの解説を。
ライドシンバル
ロックのようにガツンとスティック振り下ろすのではなく、
指の跳ね返りを使って、叩きながら上げる。
軽快なイメージで演奏します。
聞こえるか聞こえないかの小さな音で、
4分で踏み続けます。
これを「フェザリング」といいます。
小さな音量でいいので、
踵をペダルにべったりつけ、
つま先でトントントントン叩く、
「ヒールダウン奏法」が向いています。
ペダルの前の方を踏むと、
音量を抑えることができてGoodです。
2拍目と4拍目でペダルを踏んで音を出します。
スネアの代わりですね。
こちらは歯切れ良く音を出したいので、
しっかりと踏み切ります。
トレーニングを兼ねて、
こちらもヒールダウン奏法で踏んでいきます。
とにかくバスドラとスネアででかい音を鳴らすロックと違い、
ジャズではシンバルが中心。
故に、バスドラとスネアの音量を抑える必要があるのですが、
これがとにかく難しい。
気が緩むと、
すぐに「ドン!バン!」と、
太鼓どもが騒ぎはじめてしまいます。
ヒールダウン奏法も馴染みがなかったので、
すぐ脛がつりそうになります。
こんなんで10分とか演奏できるんでしょうか。
ただ、小さな音を出す練習は中々する機会がないので、
ロックドラマーにとっていい経験になるんじゃないかと思って、
取り組んでいきたいと思います。
てか、なってもらわないと困る。
今回登場しなかったスネアさんは、
次のレッスンで教えてもらいました。
また近いうちに記事にしますので、
お楽しみに!